第19回神戸大学外国人留学生のための合同企業説明会「グローバルジョブフェア」(グローバル教育センター/キャリアセンター主催)が4月23日(水)、神戸大学百年記念館(神大会館)で行われました。本フェアには、15社の企業と留学生就職支援関連の学外2機関が参加しました。留学生は206名の申込より、当日は30ヶ国?地域から約150名が来場しました。

 この「グローバルジョブフェア」は、留学生就職支援の一環として、2007年から神戸大学が独自に始めた企業合同説明会です。来年3月修了予定の留学生に加え、将来日本での就職に関心のある留学生たちにも呼びかけたところ、多様な層の留学生が集まりました。昨今日本の就活においては就活の時期、企業のニーズの変化、就活の形の多様性などが顕著に見られ、インターンシップが重要視される傾向も年々色濃く見えています。そのような中、今回は15社の企業の他、大学コンソーシアムひょうご神戸、大学都市神戸産官学プラットフォームもブースを設け、留学生向けの短期、中長期インターンシップについて説明をしました。

 会場では留学生達が熱心にブースを回っている姿が見受けられ、留学生達の日本企業就職への高い関心が伺えました。参加した留学生からは「ジョブフェアなどに参加したことがなかったので、実際に会社の方と顔を合わせてお話しできる機会をいただけて良かったです。」、「会社情報や就活についてさらに理解でき、今後就職の希望の方向などに役に立つと思います。」、「日本での就活のリアルな状況を知ることができ、よい経験でした。」などの感想が寄せられました。

 一方、企業からも「多くの留学生と直接会話できる大変良い機会となりました。」などジョブフェアについて好評の意見が多くあり、特に今回は来場者が多く、訪問する留学生の数が各ブースで多かったことが評価されました。ジョブフェアを通して採用された卒業生が企業側として参加し、後輩達に一生懸命説明する場面もあり、ジョブフェアを継続して実施してきた好循環が実現しました。

 今後も大学内での連携はもちろん、地域や行政等との連携を活かし、さらに多様化していく留学生のニーズを見据えながら、留学生のキャリア形成に対する教育的支援を積極的に行っていきたいと思います。

【参加企業】
エイムネクスト株式会社、パーソルAVCテクノロジー株式会社、レンゴー株式会社、古野電気株式会社、山九株式会社、株式会社トプコン、株式会社モリタホールディングス、株式会社創発システム研究所、東日本旅客鉄道株式会社、株式会社UACJ、NTN株式会社、TOA株式会社、森合精機株式会社、ヤマハ発動機株式会社、三ツ星ベルト株式会社(以上15社 (順不同))

【その他参加団体】
大学コンソーシアムひょうご神戸
大学都市神戸産官学プラットフォーム

<GJF2025 会場風景>

  (グローバル教育センター)